BIG-KAZのblog

若造が日常で思ってること学んだことでも読んだ本やらなんでもただ投降するブログ ほのかにポジティブ

自分の読書傾向を知ろう

趣味は読書ですって何とか言えるぐらい
本は読んでます。
 
新書から小説からエッセイ、ビジネス書 雑食性です。
 
ただ自分ってどういう読書傾向があるかなって気になった。
 
最近の傾向は
 
自分に足りてないものを補うために
本を読む傾向にあると思う。
 
具体的に
 
コミュニケーション系(友達はほどほどにいますが笑)
就活系(キャリアプランニングとか)
 
足りてないなって思うのを埋めるイメージ。
 
確かにインターンでマーケティングに触れるってときも
 
Kindleですぐ買って表面的に大枠を理解してからいどみました。
 
もちろん後、小説とかエッセイも気休めで読む感じ。
 
 
ここで傾向ではないというパターンは
 
知的好奇心から読む という傾向だと思う。
 
足りてないのを埋める読書じゃなくて
伸びているのをもっと伸ばす読書もしてよいと思う。

長所を伸ばすために読む パターンも増やすべきかなと
 
みなさんも読書傾向考えてみませんか? けっこう楽しいですよ笑
じぶんのえいが傾向もしりたい。

成功者は「人にやさしくしろ」っていうけど、本当にみなさんずっと若いときから優しかったのかな?

人にやさしくすることは素晴らしいことだし

悪い要素は一切ない。

 

ただ、人のことをもっと重点的に考え始めるべきタイミングと

自分の我儘をある程度だしていっていいタイミングがあると思う。

 

僕は学生です。

 

成功者は「人にやさしくしろ」と語りかけてくるけれど、

優しくなりすぎてすべてを受け入れてしまうと

人間関係で常に受け身な姿勢をとるようになってしまうと思うんですよね。

 

大体、成功者の大半の人は、

若いときはけっこうやんちゃをしてきて

我儘いいほうだいして

そして大人になるにつれて

他人を思いやる気持ちが芽生えて優しくなっていってる気がする。

 

この若いときにやんちゃして我儘を通していたときに

交渉力とか説得力などのソフトパワーを磨いていたんじゃないかなって。

 

要するに若すぎるときから、やさしさを持ってまわりを優先してたら

こういうソフトパワーが身につきにくいんじゃないのかなって思います。

 

もちろん人には優しくすべき。

けど、優しすぎで自分を抑え込んでしまうと損だなと思う今日この頃です。

初心者でも読みやすい三島由紀夫 『潮騒』

 

潮騒 (新潮文庫)

潮騒 (新潮文庫)

 

 

今まで本は割と読む人間だったけど、

三島由紀夫の本はあんまり読んでこなかった気がする。

 

だから、今回、三島由紀夫作品で最も読みやすいと呼ばれる

『潮騒』を読んでみた。

 

まず、この本200ページぐらいしかなくて

1日でさくっと読めちゃいました。

 

感想としては、島の若者2人を題材にした

さわやかな恋愛小説だなあという感想でした。

けっこう、ストーリー的には単純なんだけど、

ただ島という排他的なコミュニティが舞台だから

独特な物語展開であると感じました。 

 

1つ好きなセリフがあって、

主人公の男の子がもう1人の恋の相手に話してる場面で

「あんまり悪い習慣は、この島に来んゆちに消えてしまう。

海がなあ、島に要るまっすぐな善えもんだけを送ってよこし

島に残っとるまっすぐな善えもんを護ってくれるんや」

っていうやつです。

 

だから、彼らの恋愛はほんとにピュアです。小手先無しみたいな。 

文章でも、東京のやつらは映画とかドラマで変な小手先を覚えてるが

彼らは・・・みたいなんがありました。

 

僕にはわからん「島人の気持ち」みたいのも詰まってても

いい本だったなあと思います。

 

では。

賢くて(IQ)、自分を内観できて動機づけうまくてコミュ力(EQ)高かったら最強 -EQ こころの知能指数 ダニエル コールマン-

 

 

EQ こころの知能指数 (講談社+α文庫)

EQ こころの知能指数 (講談社+α文庫)

 

 

IQが同じくらい高い人を集めても

幸せになったり経済的に豊かになる人と

そうでない人が出てくる。

 

彼らの差はEQです。

 

EQは、自分の情動を制御しコントロールする能力であるらしく

 

①自分自身の感情を理解する能力

②感情制御能力

③自分を動機づける能力

④人間関係をうまく処理する能力

⑤他人の感情を認識する能力

 

が基本概念として書かれていました。

 

ようするに、自分を内観できて動機付け上手くてコミュ力のある人って感じですか?笑

 

まあ、当たり前のようなことですがこの本のおもしろいところって

その概念がどう活きてくるのかをデータと実験で

客観的に紹介してくれているところだと思います。

 

少なくても僕はEQの高い人は

大きく成功する可能性があるわけではないですが

大きく不幸せになる可能性が限らなく低いと思います。

 

凡人よEQ高めていきましょう。

自分のお気に入りの場所 鞍馬寺

この世に生をうけて

現在まで京都以外に済んだことがない僕にとって

鞍馬寺と鞍馬山は僕の一番のお気に入りの場所です。

 

今日はお守りの効力期限が切れてしまったので

散歩がてら行ってまいりました。

 

鞍馬寺は

市街地から少々離れた 叡山電鉄 鞍馬口 から徒歩3分のところに

入り口があります。

 

その後、入り口から15分ほど歩くと本殿へと到達します。

 

参道も本当に綺麗で、すがすがしく歩けます。

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こちらが本殿です。

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この真ん中の三角のしるしにもっともパワーが集まると言われています。

 

ここに行っていい空気を吸って

帰るだけでげんきになれる場所です。

 

高校生のとき、はじめて来てみて

その空気のきれいさと鞍馬山のもつ荘厳な雰囲気に魅力

ずっと惹かれて気づけば、ふと癒されたいなと思ったら立ち寄るように

なりました。

 

高校のインターハイ前もアメリカに留学する前も

常に心をすがすがしくするのと決意を固めるのに

訪れたことを思い出します。

 

そういう自分にとって特別な場所をどんどん見つけられたら

楽しいなあと思う今日この頃です。

 

今日、私かなり心が整っている気がします笑

 

京都に訪れた際は是非おこしを。

 

 

「男の作法-池波正太郎」 for 昭和の男の香りをかぎたい人

 

男の作法 (新潮文庫)

男の作法 (新潮文庫)

 

 

池波さんが ジェントルマンになるとはなんぞやと 説いてくれてる本

 

食から身だしなみから人生観まで様々なものを

 

池波さんが好きなように書いてる本です。

 

なんか、規則正しい頑固おやじっていう印象を受けました。

 

こだわり強いです。

 

一番好きな文はこれ。

p20

今の時代には、自分を賭けるだけの生涯のロマンみたいのがほとんど見当たらない。それは感覚的に人間が鈍感になってきてて実際に一目ぼれとかそういうことがどんどんなくなってきてる。なぜかというと白か黒かだけで中間色という感覚がないから。なんでかというと白か黒ではっきりわかれるもんじゃなくて理屈じゃない中間色もある。けど、今の時代は白・黒だけでわけてしまう。

 

池波さんはこれにそって、自分なりの感覚を磨いてきたからこそ

自分なりの仕事方法を見つけられて

自分なりの暮らしを見つけられて 過ごされてきた気がします。

 

 

なんでも他人が言う「これはいい」「これはわるい」に振り回されて

しまうのが人間だと思いますが、

こういう文を一つ心にストックするだけで

自分なりの判断を下せる気がします。

 

もの選ぶ時も何するときも自分の主観をふんだんに盛り込むことで

「個性」というものができてくるのかもしれません。

 

何回も読んでもしっくりきますし、好きな本です。

 

後、ワサビは醤油に溶かさず刺身の上に乗せて食べましょう。

「チーズはどこに消えた」 for 変わろうと思っても変われないあなたへ - Big-KazのBlog

 

チーズはどこへ消えた?

チーズはどこへ消えた?

 

 

この本、96頁でとっても短いんです。

しかし内容は深く、IBM、アップル・コンピュータ、メルセデス・ベンツ等、トップ企業が次々と社員教育に採用しています。

 

彼らトップ企業が常に社員に心がけてほしいマインドが得られるのでしょう。

 

それは、「変化を恐れるな」ということです。

 

この物語は三部構成で

一部は昔の友達が集まって、近況を話し合い、

二部は一人の男がその人の人生に役立った寓話を話し

三部はそれについてディスカッションをするという構成です。

 

↓ここからやんわりとネタバレしてます

 

主人公は二匹のネズミと二人の小人です。

 

ネズミたちは頭脳はよくありませんが、行動力がありました。

小人たちは頭脳は明晰ですが、そのぶん慎重になってしまう傾向がありました。

 

彼らはいつもチーズを食べるために迷路に入り、いつはいっても同じところにあったので幸せでした。

 

しかし、あるときそのチーズがなくなってしまいました。

 

ここで彼らに差がでたのです。

 

頭は悪いが行動力のある、

変化に柔軟なネズミたちはすぐに迷路の奥地へと入り

すぐに見つけることができました。

 

対して小人たちは過去のチーズが忘れられず、いろいろ予測をした後

待っていることを得策として、動こうとしませんでした。

変化にびっくりして対応せずに硬直してしまったのです。

 

変化におそれず、すぐに対応できたネズミはすぐに幸せを取り戻したのに対し

変化におそれ、ぐだぐたした小人たちは嘆いているだけで彼らの幸せを

いつにたっても取り戻せていませんでした。  

 

やがて一人の小人が待っていても何も得られないと悟り、一人外へ飛び出していきました。

そこで様々な経験・知見を得て最終的にはチーズにたどり着いたのです。

 

ここまでシンプルにあらすじを述べましたが、この小人が最終的にチーズにたどり着くまでのプロセスに「変化に対応できない人」への気づきとなるであろう示唆が散らされていました。

 

彼は動くことで、変化に対応する楽しさを知り

ぐんぐんと成長していったように見えました。

 

ですので、このあらすじを見た後に実際に文章をよんで感じて自分に当てはめて考えてほしいとおもいます。

 

僕は学生なので、正社員として働いたことは一切ございません。

 

しかし、学生の身分でも学べることはたくさんあった本だと思っています。

 

バイト先でハプニング発生、死ぬほど嫌いなあいつとグループワーク

 

これもそれも予期せぬ自分の幸せな環境が変化したってことです。

 

それにどう対応するか? 

 

考えているだけではだめで、なるべく行動して考える。 

 

これが大事なのかなと思います。

 

おそらくこの本はこんな小さな変化ではなくて、

もっと大きなキャリアでの変化とかの話をしている気はしますが、

応用可能です。

 

ダーウィンの有名な言葉である

 

この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ

 

を引用して終わらせてもらいます。

 

まあ分かってても難しいんじゃいってのが本音ですが

 

私たちの背中をグイッと押してくれる本だと思います。